昭和58年、無医地区であった御坊市河南地区で両親が「森畠医院」を開業しました。
平成29年7月、この度、私、森畠康策が専門の消化器内科を主として「もりばた医院」と改称して継承することになりました。
私は地元の御坊市立塩屋小学校、同河南中学校、和歌山県立日高高校から和歌山県立医科大学を卒業し、同大学消化器内科に入局し、研修・研究を重ねてまいりました。
平成23年3月には東日本大震災直後に、同大学救護班の一員として、岩手県山田町に行ってまいりました。短い期間でしたが、社会の一員として一人の医師として貴重な経験をさせていただきました。ちょうど、その時の様子が毎日新聞の全国版の記事になりました
(その時の記事はこちら)。
また、当時の一瀬雅夫教授のご紹介で、東京の国立国際医療センターで日本でも有数のピロリ菌研究者の上村直実先生の下、消化器病センターのレジデントとして貴重な2年間の研修を受けることができました。時の小泉首相も大腸ポリープの内視鏡切除術を行い、話題になった病院です。
その後、和歌山医大に戻り、消化器内科医として診療と研究を行ってまいりました。その内容で幾度も世界の舞台で発表できる成果を上げることができました。そしてこの間には少しでも地元に貢献できれば幸いと、田辺市や御坊市でも地域の拠点病院で内視鏡によって診断・治療を行ってまいりました。
そうした活動の中から、研究成果をまとめた論文で平成28年度日本消化器内視鏡学会賞を受賞しました。誠に嬉しいことでした。
このたびは、「もりばた医院」を継承することになり、私は消化器内科の専門医として地域の住民の皆さまに信頼される質の高い医療を提供していきたいと考えています。
また、これまで同様に当院が行ってきた内科(漢方・ペインクリニック)、かかりつけ医療も引き継ぎ、スタッフ一同でこの地に自生しているナデシコのように優しい医療、親切な医療を実践していきたいと思っています。
どうかこれからもよろしくお願い申し上げます。
メディア掲載
オリンパスのセミナーで講演しました
2023年2月4日にオリンパスのwebセミナー 第1回近畿消化器内視鏡Screening Summitにディスカッサントとして参加しました。
胃癌の見落としのない内視鏡観察の工夫や評価などをお話しさせて頂きました。
和歌山放送のラジオに出演しました
和歌山放送のラジオに出演しました。
2018年6月に地元の和歌山放送さんのラジオ健康相談でお話しさせて頂きました。
消化器内科の最近の話題についてお話をしました。